当校3年生3名が助産師を目指し進学します。

第26期生 菅野 玲奈さん
あびこ助産師専門学校 合格おめでとうございます!

私が助産師を目指した理由として、助産師という仕事は看護職の中で唯一命が生まれる瞬間に立ち会える仕事であり、生まれてくる存在を認めてもらえる仕事だからです。
中学生の頃から目指していた職業で、国家試験と並行して助産学校の受験勉強は大変でしたが、先生方や周りの仲間、そして両親の応援があったことで最後まで頑張り抜くことができました。
助産師を目指したいと思っている皆さんも不安はあると思いますが、この学校に入学できたことに自信をもって自分がなりたいと思うものを目指してみてください。
看護職を目指す仲間として一緒に頑張りましょう。

第26期生 野呂 瑞帆さん
スズキ病院附属助産学校 合格おめでとうございます!

看護学校での母性看護学の授業から助産師という職業に興味を持ち始め、臨床実習で初めて分娩に立ち会わせて頂きました。命の誕生の瞬間、産婦をはじめ家族の方々や医療従事者が一丸となって分娩を乗り越える時間の中で、分娩の進行状況を判断し的確な専門性の高い助産師の看護を目の当たりにし、助産師になりたいという確信へと変わりました。出産中、「痛い。」と叫ぶ産婦と心配そうに見守る家族に対し、私は産婦の手を握り、腰をさすることしかできませんでした。しかし、出産後には産婦をはじめ家族の暖かく喜ばしい表情がみられ、また産婦から「傍らにいてくれてありがとう。」というお言葉を頂きました。そのような関りを通じて、私は、出産という一大イベントが素敵な瞬間、時間となるよう産婦だけでなくその家族も共に分娩を乗り越えることができたと思えるようなサポートをしたいと考えています。看護師国家試験と並行して専門学校の受験勉強と多忙でしたが、手厚いサポートをしてくれる先生方がいるので、安心して受験勉強に励むことができ、思い返すと充実した日々だったと感じます!

第26期生 石井 美来さん
北海道立旭川高等看護学院 助産学科 合格おめでとうございます!

私は看護学生になる以前から、助産師という仕事に漠然と興味がありました。
しかし、母性実習を通し、産婦さんを取り巻く環境的問題や家族背景等様々なことを抱え出産へ臨む姿があり、幸せばかりのお産だけではないことを知りました。分娩の介助だけでなく、その人の価値観や人生に寄り添った心のケアをしたいと感じ、漠然と抱いていた「助産師になりたい。」という夢が確信に変わりました。また、産婦さんに「私が住んでいる町に子供を産める場所がない。」という話を聞き、地域で出産できる場所が限られている現状を知りました。そのため、北海道の周産期医療に関わり地域で出産に臨む妊産婦さんを支えたいと考え受験を決意しました。
受験と国家試験の勉強を並行しながら過ごした数か月は大変でしたが、諦めずにチャレンジしたからこそ得られた結果になりました。看護学校での経験を活かしながら、人との出会い、新しい自分の発見を大切に私らしく助産師への道を歩んでいきたいです。同じ夢を持った皆さん、一緒に看護の道で頑張りましょう!