災害看護の講義にて避難所設営のシミュレーションを行ないました。

「さあ!どんどん避難者が来所する、どうする3年生!」

3年生が災害看護の講義で、避難所設営のシミュレーションを体験しました。
EZO看(北海道災害看護支援コミュニケーション)の方々を講師にお招きして2年目です。
真冬の地震災害時の、避難所設営シミュレーションを実施して頂きました。

学生の1人は、「高校時代にも同じゲームをしています。でも、医療従事者としての視点が加わると、全く異なるシミュレーションになりました。」と演習を振り返りました。

この演習は、HUG(ハグ)と言われているゲームで正解はありません。
“現在-2℃、明日は-12℃”“避難所に指定された小学校には、ストーブが4台あるのみ。
電気無し、水道無し、ガス無し、食糧備蓄無し!!!”
参加した3年生からは、こんな意見が飛び交っていました。

★普段のコミュニティを大切にしたい!
★受動喫煙を減らしたい!
★医療が必要な人に多くのケアができるように!
★プライバシーや感染対策を考えたトイレの設置を!

講師の方々からは、「普段の看護に関する基礎知識がここでも役に立ちます。その基礎知識を、使うことができていました。全員が参加していましたね、素晴らしい議論でした。」という講評を頂きました。EZO看の講師の皆さん、ありがとうございました!

講義の様子